大学受験は塾なしだときつい?参考書を使った独学でも大丈夫なのか?

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大学受験をするにあたり、塾に通うかどうか悩まれている高校生は多いでしょう。

塾に通ったり、家庭教師をつけたりすれば、志望校に合格しやすくなりますが、費用がかかってしまうという部分では、悩んでしまうところです。

では、本当に塾に通わなければ大学受験は難しいのか、この記事では独学でも大学受験で志望校合格を目指せるのかまとめています。


大学受験で塾なしの人の割合は?国公立は狙えるのか

大学受験をするにあたり、塾なしで試験を受けることができるのかは、志望する大学の種類によります。

国公立を目指す場合は、独学ではかなり難しくなりますので、塾や予備校などを利用して受験対策をする高校生が多いです。

では、国公立を狙わない場合であっても、塾に通っている人はどれくらいいるものなのでしょうか。

実際に学習塾や予備校に関するアンケートを取った調査結果も踏まえて確認してみましょう。

国公立を目指している人の割合

どのような大学を志望しているのかで、学習塾の必要性も変わってくるとご説明しましたが、ここでは、高校生がどのような大学を志望しているのか調査した結果が出ています。

引用:高校生の学習に関する 意識・実態

難関の国公立大学を目指していると回答する高校生が全体の30%いることから、最低でも3割の高校生が、学習塾や予備校の利用を検討することになると言えます。

ただし、それ以外の国公立大学や私立大学であっても、自分の偏差値が合格ラインに足りないという場合は、塾や予備校などの利用が望ましい場合もあるでしょう。

塾や予備校を利用している人の割合

続いて、実際に塾や予備校を利用している高校生の割合を調査した結果です。

こちらでは、週に何日通っているのか、通うための目的など細かくアンケート結果が出ています。

引用:高校生の学習に関する 意識・実態

偏差値が高い人ほど、学校の授業が分かるようにするための補習として塾を利用している割合は少なく、大学や単会大学を受験するための目的で利用している人が多いことが分かります。

中には、毎日学習塾に通っているという回答もあり、塾や予備校でしっかりと受験対策をしていると言えるでしょう。

仮に塾や予備校を探す場合は、下記のような比較サイトを活用することがおすすめです。

塾ナビ

医学部予備校ナビ


大学受験を独学で合格するためのスケジュール計画

難関大学の受験では、一般的に予備校の利用や塾の利用が推奨されています。

予備校では、受験合格者数なども公開されていることから、入学してしっかり勉強すれば合格率がアップする可能性があると感じるでしょう。

しかし、塾や予備校に通うとなるとかなり費用がかかります。

経済的に難しいという場合は、独学するしかありません。

実際に独学で難関大学合格を達成している人もいないわけではありませんので、100%無理ではないのです。

しかし、目標達成のためには、しっかりとしたスケジュール計画が必要です。

では、どのようにスケジュール管理すれば良いのでしょうか。

大事なのはスタートのタイミングと、日々の計画管理です。

スタートのタイミングを決める

受験勉強を開始するにあたり、スタートのタイミングはとても大事です。

みんな同じように勉強を開始しますので、少しでも早くから取り組んでおきましょう。

目安は高校2年生の夏頃です。

そろそろ始めたほうが良いかもと思ったら、即行動してください。

周りから遅れを取らないためにも早めの対策が重要です。

難関大学

スタートのタイミングは、自分の学力と志望する大学のレベルによって異なります。

早めにスタートさせて損はしないので、高校2年生の夏休みくらいからは、受験を意識した勉強を開始しておきましょう。

特に難関大学を受験する場合は、高校2年の早めの段階で対策していかなければ間に合いません。

早慶以下

早慶以下の大学を受験する場合は、高校の夏休みよりも後でも間に合うと言われています。

ただし、基礎的なことがしっかり理解できていない場合、基礎からやり直していく必要があるため、できれば夏から開始しておくのが安心です。

基礎はある程度できていて、確認くらいで大丈夫という場合は、2月から5月ごろまでで試験対策の勉強を開始しましょう。

勉強時間と勉強量で計画する

独学で大学に合格したいという場合、どれくらいの学習時間が必要なのでしょうか。

第一志望の学校に合格するために必要な勉強時間の目安は2,000時間と言われています。

これは、通常の大学の場合なので、難関大学を受験する場合は、さらに500時間ほど必要です。

これらの時間を学校の授業や課題とは別に取らなければいけないため、上手なスケジュール管理が必要になります。

短期と年間の計画をする

大学受験は、一夜漬けのような方法では受かることができません。

いつまでにどれくらい進めるのかということをしっかりと計画しておきましょう。

基礎を定着させなければ応用問題も解けないため、まずは、参考書と問題集で基礎固めをしていきます。

1日平均して3~4時間の勉強時間を確保するようにしてください。


大学受験を塾なしで勉強する方法

大学受験を塾なしで勉強するためには、スケジュール管理がカギを握ります。

まずは、学習計画をしっかり立てて、いつまでに何ページまで参考書や問題集を進めるのか、1日何時間勉強するのか、1週間でとれだけ進めていくのかなど細かく決めましょう。

そしてその通りに学習を進めていきます。

隙間時間も上手に活用してください。

勉強方法は、主に参考書や問題集の利用になりますが、必要に応じて通信教育を活用するのもおすすめです。

志望校に合わせた参考書で勉強する

大学受験では、良い参考書を一冊使い込むことで、基礎固めを行うことができます。

参考書は、自分の志望校に合わせたものを選んでください。

問題集を解いてみて、間違っていたところや分からなかったところは、苦手ポイントになります。

その部分を、参考書を読みながら理解していきましょう。

苦手なところや間違えているところは、印を入れて、いつでも確認できるようにしておくと、より効果的に学習できます。

何冊も参考書を用意する必要はないので、一冊を完璧にしてください。

自分の学力にあっているか

参考書は、志望校に合っているものを選ぶということが大事ですが、自分の学力に合っていないと、読んでもよく分からないということが起きてしまいます。

そのため、志望校に合っていて、なおかつ自分の学力にも合うものを選んでください。

内容や解説が十分あるか

参考書は、内容や解説が十分あるものを選びましょう。

図やイラストで分かりやすく書かれているものを選ぶ場合でも、文章の説明が分かりやすいかどうかはとても大事です。

通信教育を利用する

塾なしと聞くと、独学で学習しなければいけないと勘違いされる人もいます。

また、実際に塾無しで合格したと聞いたら、やはり独学で合格したのだと思ってしまいやすいです。

しかし、通信教育を活用することも、独学での大学受験と言えます。

通信教育では、費用を抑えて大学受験に大事なポイントをしっかりと学べるので、費用を抑えつつ、より効果的な学習をしたい人におすすめの方法です。

通信教育なら、効率よく受験勉強ができるでしょう。

家庭教師を頼む

塾なしが独学ではないとお伝えしましたが、塾なしで合格したという人の中には、家庭教師を利用されている人もいます。

家庭教師の場合、先生との相性が良くなければ、続けることは難しいですが、相性の良い先生に出会えた場合は、とてもラッキーです。

塾と違いマンツーマンで自分のレベルに合わせて指導してもらえます。

特に、学校の授業でついていきにくいという場合や、分からないところを先生に質問しにくいというような場合、家庭教師を選ばれる学生も多いです。


大学受験に参考書はいらない?そんなことはない!

大学受験を独学で受ける場合、参考書を使った学習は必須です。

また、問題集も購入してインプットとアウトプットをしっかりと行えるようにしましょう。

参考書は、様々な種類が販売されているので、自分が読みやすいと思えるものを探してみてください。

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