大学受験の数学参考書ルートはこれで決まり!おすすめ11選

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「大学受験の数学ってどんな参考書のルートをたどるのがベストなの?」

受験生の方々の中で、このような疑問をお持ちの方は決して少なくありません。

なにしろ大学受験の数学には、数学Ⅰや数学Ⅱ、数学Ⅲ、加えて数学Aや数学Bなど様々な単元がありますから、どこから手を付けてよいか思案してしまっても無理からぬことです。

また、文系学部と理系学部などでも参考書のルートは異なりますので、さらに輪をかけて悩んでしまうのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、大学受験を控えているすべての受験生の方々へ向けて、おすすめの数学の参考書やルートを紹介していきましょう。


大学受験に完全対応!数学の参考書ルート

まずは、大学受験に対応するための数学の参考書のルートについて紹介していきましょう。

ただ、理系学部の数学の参考書のルートと、文系学部の参考書のルートとではたどり方に違いが見られます。

したがって、ここでは多くの受験生の方々にも解説できるように、一般論としての参考書のルートを紹介していきます。

さて、数学の参考書のルートをたどるにあたって、まず押さえておきたいのが参考書の難易度を見極めて、志望校のレベルに沿ったものを選び取るということです。

たとえば、医学部のような難関学部を目指す方が、一般的な学部の数学の参考書を手に取ってもあまり役立ってはくれません。

そのため、数学の参考書のルートを確定させるためには、最初に入念な下調べをしておき、志望している大学に適したものをピックアップする必要があります。

そして、志望校の受験に最適な数学の参考書を選んだら、できるだけ先取りして学習を進めていきましょう。

先取り学習をすることで、何周も数学の参考書をループでき、結果としてより理解を深めることができます。

一冊の参考書をマスターしたら、参考書の難易度を上げるルートもおすすめです。

近年、導入された大学入学共通テストでは、思考力や表現力も試されるように評価基準が拡大したため、幅広いルートで参考書をこなしておくと、より強固な対応力が身につきます。


高1受験生は振り返り学習の数学参考書ルートで大学合格率アップ

次に、大学受験のために必要な数学の参考書をルート別に紹介していきます。

ここでは、高校1年生の数学の参考書のルートについて解説を交えつつ、おすすめの参考書を紹介していきましょう。

やさしい中学数学改訂版

引用:学研出版サイト

高校1年生が学ぶ数学の参考書のルートの中でも重視したいのが、振り返り学習を意識することです。

何事も基礎が大切ですから、振り返り学習を通じて基盤をきちんと形成していきましょう。

そんな高校1年生の基盤固めのための参考書には、「やさしい中学数学改訂版」が最適です。

こちらの数学の参考書は、書籍名のとおり、中学3年分の数学を一気に振り返ることができます。

そのため、中学時代の数学の中でも、理解が不十分であった箇所の補強学習につなげることができ、ひいては苦手箇所を徹底的に潰していくことが可能です。

やさしい高校数学

引用:学研出版サイト

中学レベルの数学の振り返り学習が終了した受験生は、次なるルート、すなわち高校レベルの受験勉強のルートへ入っていきましょう。

そこでおすすめしたいのが、「やさしい高校数学」です。

こちらの数学用の参考書は、上記やさしい中学数学改訂版の姉妹品の参考書ですが、大学受験に必要な数学の基礎知識が詰め込まれているとあって、大変な人気を博しています。

内容としては、数学Ⅰと数学Aがかみ砕いて説明してありますので、まさに高校1年生にはうってつけと言えるでしょう。

Focus Gold数学1+A 5th Edition

引用:新興出版社啓林館・文研出版 WEB SHOP

先ほど、紹介したやさしい高校数学は、あくまで数学の基礎の参考書ですが、応用ルートへ入る場合には、「Focus Gold数学1+A 5th Edition」が最適です。

こちらの参考書の特徴は、応用問題を解くにあたって必要とされる例題を、くまなく掲載している点にあります。

国公立大学、私立大学の両方にも対応していますので、多くの受験生の方々の心強い味方となるはずです。


文系学部の大学受験生の数学参考書ルートはこの3冊でオーケー!

続いて、文系学部の大学の受験生の方々へ向けて、数学の参考書のおすすめのルートを紹介していきましょう。

文系の数学重要事項完全習得編

引用:河合出版

文系学部を目指す大学の受験生の方々へ最初に勧めたい参考書が、「文系の数学重要事項完全習得編」です。

こちらの数学の参考書は、一般的なレベルの文系学部向けのものとして作られたものです。

そのため、数学の参考書のルートを開始するための教材としては、まさに最適の一冊と言えるでしょう。

内容としては、数学Ⅰと数学Aが詳しく解説されていますので、文系学部の方の基礎学習用としては必要十分な教材となっています。

また、例題が150問、加えて演習問題が150問も収録されていますから、細部にわたって知識を吸収することもできます。

文系の数学実践向上編

引用:河合出版

数学の基礎学習が終り、実践レベルの問題の参考書ルートへ入る場合には、「文系の数学実践向上編」がおすすめです。

この参考書の特徴は、問題と解答、解説講義、そして文系数学の必勝ポイントがセットになって学べる点にあります。

そのため、この一冊さえあれば、包括的に文系学部の大学受験の対策を、一気におし進めることができます。

文系数学の知識定着のための参考書選びに迷っている受験生の方には、こちらの参考書がうってつけです。

大学入試問題集 ゴールデンルート 数学1A・2B 応用編

引用:KADOKAWA

文系学部の中でも難関と言われる大学へチャレンジする方には、「大学入試問題集ゴールデンルート 数学1A・2B 応用編」が大きな後ろ盾となってくれます。

この数学用の参考書は、文系数学の入試頻出テーマのみに絞った問題だけを掲載していることから、効率的に数学の学習を進めることが可能です。

また、本参考書は、数学の必要事項が網羅されているだけでなく、懇切丁寧な解説も付随していることも特徴的です。

したがって、飛躍的な学力向上を図ることができ、合格の可能性を底上げするのに大いに重宝します。

難関大学を志す受験生の方々は、文系数学を攻略するための一冊として、こちらの参考書をルートに取り入れてみてはいかがでしょうか。


理系学部の受験生には数Ⅲ重視の数学の参考書ルートを推奨

理系学部を目指す大学の受験生の方々は、数学をより深く学ぶ必要があります。

とくに、数学Ⅲはぜひとも学んでおきたい単元の一つです。

そこで、ここでは数学Ⅲの参考書にもスポットを当てながら、おすすめのルートについて見ていきましょう。

数学III 重要事項完全習得

引用:河合出版

ハイレベルな大学数学を学ぶにあたって、参考書ルートの序盤に取り入れておきたいのが、「数学III 重要事項完全習得」です。

この参考書は、大手予備校が手掛けている数学用の参考書の一つですが、基礎から標準レベルの問題がひと通り収録されていることから、数学Ⅲの入門用としてこのうえない完成度となっています。

とくに、受験勉強の中でも後回しにしやすい、複素数平面や2曲線の解説・演習を集中的に収録しているため、これらの単元が苦手な方でも得点力を順調に身につけていくことが可能です。

理系数 入試の核心標準編改訂版

引用:Z会

理系数学の基礎学習を修めた受験生の方々は、標準レベルの問題を解いていくことになります。

そんな標準レベルの問題を解いていくにあたって推奨されるのが、「理系数 入試の核心標準編改訂版」です。

こちらの数学の参考書は、大学受験をするにあたって必要な数学Ⅲの学習内容が、オールインワンで収録されている一冊です。

とりわけ特徴的なのは、わかりにくい問題への解答は図解による説明がなされている点で、それぞれの問題の急所を確実に押さえつつ学ぶことができます。

数学の参考書のルートの2番手としては最適な一冊ですので、ぜひ手に取ってみて大学受験に有効活用してみてください。

国公立標準問題集 CanPass 数学Ⅲ 〈改訂版〉

引用:駿台文庫

国公立大学の理系学部を狙う方々にとりわけ勧めたいのが、「国公立標準問題集 CanPass 数学Ⅲ 〈改訂版〉」です。

この数学の参考書は、全国の国公立大学の過去問を徹底収録している点が非常に特徴的と言えます。

良問だけを選りすぐって掲載してありますので、参考書のルートの序盤から終盤まで活躍してくれること間違いなしでしょう。


難関大学に挑む受験生の数学参考書ルートは過去問演習を徹底意識

最後に、理系学部の中でも難関大学を志す受験生の方々へ向けた、数学の参考書のルートを紹介します。

難関大学を目指すにあたっての数学では、過去問演習を徹底的に意識するルートが最適解とされています。

したがって、本項では過去問演習に特化した大学数学の参考書を中心にまとめました。

上級問題精講シリーズ

引用:旺文社

東大や京大、国公立大学の医学部レベルの大学数学を学ぶのであれば、「上級問題精講シリーズ」は欠かせません。

こちらの数学の参考書は、実際に東大や京大、国公立大学の医学部の指導に携わってきた講師が、解説している内容となっています。

したがって、過去問演習における解説についても、非常にわかりやすい思考による説明がなされており、難関大学を受験するための実力を効率的に養うことが可能です。

難関大学の数学の参考書ルートの総仕上げの一冊として、用いるとよいでしょう。

ハイレベル 数学I・A・II・B の完全攻略 (駿台受験シリーズ)

引用:Amazon

難関大学を受験する際にも、基礎学習を疎かにすることはできません。

そこでおすすめなのが、「ハイレベル 数学I・A・II・B の完全攻略 (駿台受験シリーズ)」です。

この参考書には、書籍名のとおり数学ⅠやⅡ、A、Bなど、数学の基礎とされる演習問題が多数収録されています。

解説もとても丁寧で、単純な解答だけに留まらず、補足と別解を用いた説明がなされていて、ハイレベルな問題でも順調に学びを深められます。

数学の基本を徹底的に学習することができますので、難関大学を受験する際の参考書ルートの序盤にぜひ取り入れてみてください。


大学受験生は自分に見合った数学参考書ルートで入試に臨もう

今回の記事では、大学受験を目指すすべての受験生の方々へ向けて、数学の参考書ルートやおすすめの参考書を紹介してきました。

受験学習の序盤のルートに組み込めるものから、受験終盤のルートで大活躍してくれるもの、さらには序盤から終盤にかけて使用できるものなど、実に多種多様なものをピックアップしてきましたので、きっとあなたに見合ったものが見つかるはずです。

ご自身に適した数学の参考書ルートを見つけて、万全の状態で入試に臨んでください。

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